2024年05月22日

アウェーの場

おはようございます

先日 ある経済団体の勉強会に参加しました。詳細を明かしたらダメな
部分があるようで詳しくは書きませんが、大阪を代表する企業の
社長か会長が参画している勉強会です。テレビで見たことのある人が
同じ会場にいて勉強している感じ。私が知らないだけで他にももっと
高名な方もいらっしゃったのだと思います。久しぶりに場違いな場に
出て、知っている人も少ないアウェーな状況。本当に偉い人は初参加の
馬の骨でも丁重に扱ってくれ、偉いと自認している人は鼻であしらうのを
体験してきました。噂や都市伝説で聞きそうな話を実際に体感すると
何故だか分からない爽快感さえ覚えます。

職位上いろいろな会合に出てきました。お客様主催、メーカー様主催
公的団体主催と集まる属性はバラバラ。若いころは知らない人だらけの
会が当たり前。年を追うと知っている人も多くなり、会の雰囲気も分かる
もの。知り合いにほとんどいない会合に出ることが少なくなっていました。
ましてや2019年以降は会合がほとんど中止。再開した会合もあれば
中断したままの会も少なくない。会合に参加する機会が一時よりかなり
減りました。そんな中での新しい場への参加でしたから余計にアウェー感
を覚えたのでしょう。

久しぶりにそんな感覚を持ったことで如何に慣れた場にしか行っていない
のかを気付かされました。新しい出会いを避けていたのではありませんが
気付かぬうちに従来の集まりに参加していたのです。慣れた場では刺激が
薄く新たな感覚を得にくいのも事実。心の柔軟性を維持するためにも時には
無理にでも知らない場に飛び込むことも必要なのでしょう。
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2024年05月20日

真似る

おはようございます

先行メーカーが試行錯誤、苦心して創って売れた製品に似せてつくる
のを盗むと表現しました。まぁ普通の言葉で書くならば真似るでしょう。
なんでそれを使わずに下品な言葉を使ったのかを明かせば、真似るという
単語に良いイメージを抱いているから。

ベンチマークとか、ストアコンパリゾンとかロールモデルなんかのように
先行組織や人の良いところを学んで寄せることは悪いことではないと思って
います。人によっては「まなぶ」と「まねる」は一緒だとする説を唱える
ことだってある。良いところを真似て、実践しようとすることは非難される
筋合いではありません。売れている製品を真似するのはアイデアを盗んで
いるのと変わらない。コピー製品などは犯罪として扱われているのですし。
真似るとパクるは全然違います。

なりたい姿を描けない人は少なくないように思います。なんとなくイメージは
できても言語化はできない人も多いはず。想像力と創造力が発揮できて
いない人にはロールモデルの存在は大きいもの。漠然としたあこがれから
具体的にありたい姿を体現してくれているのです。そんな姿を見れば
自分がどのようになりたいのかは分かります。一人で考えていても浮かんで
こない姿が明確になるだけでも素晴らしいことでしょう。

守破離という言葉があるように入口は先人を真似ること。完全コピーが
良いと思います。自分が良いと思ったことだけとか、できることだけ真似する
と足りないところが出てくるもの。似ているけど違うものが出来上がってしまう。
独りよがりにならないようにする覚悟が必要です。
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2024年05月17日

盗むこと

おはようございます

トップ企業の動向を見て身の処し方を考える二番手以下の企業は
多いもの。というより一番以外はその他諸々になってしまうのですから
そうする組織がほとんどということ。値上げ幅、新製品の傾向と投入
などそこを見てから値上げ幅を決めたり製品の投入を決めたりなんかは
致し方ない部分でしょう。下手をすると売れている先行メーカーの製品を
真似して投入する強者もいないではありません。汎用シートの成形品
メーカーはほんの10数年前まで柄などの意匠を真似するなんてことが
横行していました。特定の企業の手癖が悪かったのではなく、現場レベル
では取ったり取られたり という風に見えていたのです。

他所様が考えた製品の形状やデザインを真似した場合、開発に関する投資が
要らず、その分 安く販売しても利益が出るのは当然。人材を抱えて
消費者にウケるかウケないか分からない開発をするのは時間も費用も掛かる
もの。売れなければ在庫の費用も重くのしかかります。その分 売価に
乗せないと利益は出ない。その売価を見て、少し下げれば売りやすい。
しかも消費者に低価格で提供しているなんて自己肯定感も得られますし。

ただ短期的にはそれで小銭は稼げても真似したものを低価格で提供する
モデルに成長などありません。先程の肯定感だけでやりがいを感じられ
るほど精神をコントロールできる人や仕事にカネ以外を求めない人なら
続けられても、成長意欲や貢献意欲の高いビジネスパーソンが面白く
感じることはないはず。

結果は大事でも消費者のことを考えて、お役立ちを考えながら製品や
サービスを開発するプロセス。それがウケた時の喜びがさらなる高みに
チャレンジする原動力になる気がするのです。
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2024年05月15日

トップの矜持

おはようございます

実際のリーディングカンパニーと自称リーディングカンパニーの違いは
自分ではなく、周囲が認めることだと思っています。シェアが均衡して
いて、どうにか蹴落としたろ と思っているような業界ではそのような
企業は生まれにくいのでないかと。大きな差があれば自社だけでなく、
業界全体の発展まで考えるのではないでしょうか。あまりに寡占が進めば
しばらく他社比較での自社の地位は安泰でも、性能や品質が停滞して
顧客の層や消費者から見放されるリスクはありますし、もっと切り口の
違う他業界からの参入に取って代わられるリスクもあります。シェアが
高いのは短期的には良くても長期的には良いことばかりではないでしょう。
健全な競争が必要で企業の体力を付けるものだと思っています。

例えば、価格改定を表明するタイミングもリーダーかフォロワーかが
明確になる出来事でしょう。ユーザーからすれば価格改定、特に値上げは
無い方が良いもの。ただエネルギーコスト、国際為替などのより原料高、
仕入れ価格以外に自社の人件費や維持費増のために販売価格を上げる
ことは避けられません。人口減少している中では価格を維持してシェア
拡大戦術がいつまでも続かない。シェアが小さい組織でしか成り立たない
のです。シェアが大きい体力のある企業は中小が倒れるまで待てば
残存者利益を得られます。ユーザーに嫌がられる値上げを率先するのは
自社の利益だけではないはずです。業界全体の健全な成長のために
誰かが口火を切ることが必要。それをリードできるのがトップ企業だと
思います。業界ごとに見てみれば真のリーダーが見えるかもしれません。
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2024年05月13日

本物か偽物か

おはようございます

最近 リーディングカンパニーというのを聞かなくなっているような
気がしています。会社案内やHPなどには書かれているかもしれません。
B to Cなら消費者、B to Bなら顧客層がその企業を業界No.1と認め、
そのように称するならば立派なリーディングカンパニーです。ただ
顧客層に優位性を示すために自ら名乗ってしまうのは傍目から見て
恥ずかしいような気がするのです。自社の技術が優れていると密かに
思う分には良いでしょう。それなりの独自性を積むだけの努力を
重ねられたのでしょうし。

リーディングカンパニーを在りたい姿に定めるのは自由です。普通に
考えれば、リードする企業でいたいのか、追随する企業になりたいのかを
問われれば前者であろうとするのが企業としての責任とさえ言える
でしょう。フォロワーでありたい企業からモノを買うとかサービスを
提供してもらいたい顧客など多くはないはず。

しかし現実はごく少数のトップ企業と多くのフォロワー企業の構図。
すべての分野でのトップは難しいにしても狭くても特定の分野で
得意を尖らせることはできそうに思って努力をしても簡単ではない
のかもしれません。

周囲が認めるトップ企業の要素には業界全体の発展も考えるか否か
というのが含まれるのはないかと思うようになりました。もちろん
業界によってシェアと力も違えば業界風土も違うので多少の違いは
あるでしょう。業界の将来を考えるのか・自社だけなのか。そんな
点で考えれば本物か自分だけの偽物か見えてきそうな気がします。
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2024年05月10日

顧客の情報収集の仕方

おはようございます

発信する手法を選定するにあたって顧客にしたい層の情報収集能力は
大事だと思っています。当然 顧客にしたい層が分かっていることが
前提です。数が正義の世代ならば買ってくれる人が顧客なので、
とにかく数を集めたいなんてなってしまうもの。だからインフルエンサー
を頼って大量に読んでもらえれば何とかなるなんて短絡的な発想で
発信したくなるのでしょう。ついでに憎まれ口を書くとその程度の
思考であれば、一度触れて(体験して)もらえば商品の良さが分かり
リピートしてくれると思っている人も少なくはありません。望む
顧客像がいない世界で大量に広告を打つなどの発信をしたところで
無意味なことを当事者以外は分かっているもの。

顧客にしたい層がネットで情報を収集しようとしているのか、展示会や
実店舗で現物を見たがっているのか、それとも対面で情報を取りたい
のかで手法は異なります。地域や年齢、知性というかリテラシーに
よっても全然違う。企業規模によっても違うでしょう。大手を相手に
したいのに小規模事業しか来ない展示会に出展するのは愚かです。
若い人に届けたいのならテレビCMよりもネットの広告でしょうし
先輩世代ならばネットよりはテレビ。どの媒体にせよCMを大量に
流せられる資力のある企業ならば、媒体や手法を吟味しなくても
良いのかもしれません。そこまで投下できないのであれば、像を
明確にしてそこに刺さる発信をするしかない。発信ありきではなく
誰をお客様と定めるのか。そこを定めないと効果の測定、本当の
意味でのPDCAは回せません。
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2024年05月09日

その前に

おはようございます

認知に関する投資が不要とは言いません。良いものを提供しているのに
認知されていない組織はあります。情報を見つけるのが得意ではない
層も少なくはないのですし、取り敢えず認知を得ることが大事だという
のも間違いではありません。

ただ認知されたとして、商品の質、供給体制、提供している側の人の質
が悪ければ、悪い印象しか見えてこないと思っています。

ある商品が売れすぎて欠品してお詫び広告を打ったり、報道されたりする
事例が時々見かけます。提供側がそこまで売れると思っていなくて、供給
体制が不足していたという感じ。近年であれば、泡の立つ缶ビールの騒動
でしょうか。実際に需要予測は難しいでしょうし、ブームがいつ終わるのか
分からない中でフルスペックの設備をするのは困難です。

中には欠品することで欠乏感をあおりつつ、報道され→認知されることを
夢描く企業があるかもしれませんが、そんな掛けが当たることは稀なはず。
欠品どころか商品を認知されずに終売といったところかと。

欠品なら供給体制を強化することで(消費者が待ってくれるなら)解決
するでしょう。それが品質や出荷体制、問い合わせの対応が悪ければ
インフルエンサーを通じて集めた顧客だけに悪評の拡がり方は大きいのは
必然。通常の取引だと横のつながりがないので不備や低品質に関する
情報ややり取りは1対1。SNSの世界だと1対多。メールなどの文字での
やり取りも電話などのやり取りを録音されて拡散されます。

認知を広めることよりも品質も含めた自身の提供する力を整える方が
大事です。それらの能力が高ければこちらが拡散する前にファンの顧客が
紹介してくれるのですし。
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2024年05月08日

知ってもらう方法

おはようございます

供給側の発信をどこまで信じるのかは受け取る側の感性ではあります。
飲食店の場合、OべログやらOるなび なんて発信する場があるので
さほどに自画自賛しなくても口コミで勝手に発信してくれる仕組みは
あるもの。Oーグルが口コミの真偽を確かめずに放置したことで
お医者さんが提訴したようにちゃんとしていても悪評が立てられる場合が
あるようにちゃんとしていなければ正当に悪評が立ってしまう怖さは
あります。大手のサイトに載っていれば、発信者の信用度合いなど関係
なく信じてしまう人は多いはず。情報感度の高くないユーザーでも
見つけてくれる確率は上がるものの、良くも悪くも実力通りには
ならないように思うのです。

戦術のひとつとして、フォロワー数の多いいわゆるインフルエンサーと
呼ばれる人にちょうちん記事を書いてもらうことを取り入れている組織が
散見されます。知ってもらうことを第一義にしているのでしょうか。
読む人が読めば情報発信なのかちょうちん記事かは分かりそうなもの。
それさえも気にしない(分からない)ようなマインドセットを持った人を
顧客と定義し、売り逃げしてでも拡販することが成功ならば、その戦術も
悪くはありません。インフルエンサーに影響される人は次に勧められた
店なりモノなりにすぐに移っていくのでしょう。品質を上げる労力や
コストを掛けるよりも一時の盛り上がりに費用を掛けたいのと公言して
いるようなものだと思っています。

一度の取引なのか長期の取組みがしたいのか。そこから考えると認知の
戦術が変わってくるでしょう。
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2024年05月07日

人気の差

おはようございます

ゴールデンウィークが終わりました。コロナウィルスの扱いが変わって
のGWだったのでどこも大賑わいだったようです。最終日以外は天気が
良かったのも多少はプラス要因だったかもしれません。実際に何日か
外に出てみるとコロナ前よりも人出が増えたところと、緊急事態宣言下
とそんなに変わらないところの両方に出くわしました。

モノなりサービスなりの出来が悪ければ人が集まらないのは当然では
あります。SNSが普通のインフラになっていますから質が悪ければ
拡散し、実際の悪さ以上にダメージがデカくなるもの。ただそれ以上に
酷ければそれはそれで体験したい逆張りをする人も少なからずいる
ようで世の中は分かりません。

ある程度の質の高さがあるのに流行る・流行らないというのがある
ことを体験できたのが今回の連休。ひとつには提供者側の発信の
巧拙はあると思います。溢れかえっているデータの中でどうやって
見つけてもらうか。成功している人は数多くのPDCAを回している
のでしょう。実際 私が訪れた先も誰に教えてもらったものではなく
ネットで拾ったものでした。いくら良いものでも知ってもらえないと
存在しないのと似たようなものになってしまいます。

供給が限られているから極力知らせない、知ってもらえる人にだけ
知ってもらえれば十分なんて思想はあってもそれで維持できるのは
少数派。知ってもらえる人が多いことに越したことはありません。

ただ供給側がいくら良いと喧伝したとて、自分だけが良いと思っていて
内容はたいしたことない なんてことは往々にしてあるもの。供給側の
発信は割引かれて見られると思っていた方が良いでしょう。
posted by オリカ産業社長 at 06:53 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月30日

自社の自社たる所以

おはようございます

以前ならば出来が悪かろうがあげることがある種目的になっていたので
エントリはしていたと思います。一旦休載して、そこまで意地を張らない
ように緩んでしまったのは否めません。3日の勤務日はあるものの、明日から
休載いたします。

あるビジネス書に書かれていたことを再考です。

漫画の中でカレーの定義について考える場面があり、その定義がバラバラ
だった事例が出ていました。カレーの定義、どのスパイスが入っていれば
カレーでどうなればカレーと呼べないのか普段考えることはありません。
インドやスリランカあたりで定義されているのかさえ定かではない。
人、地域によって定義が違いそうな感じがします。まぁ定義などなくても
誰も困るコトでもありません。

これを少し視点を変えて仕事に置き換えると少し違ってくるような気が
するのです。ドラッカーの定義によると言っても良いでしょう。自社が
どのような価値を提供すると考えるのか。どのサービスがあれば自社で
どの要素を抜けば自社でなくなるのか。製造業や卸売業など官が決めた
分類に所属する安心感を覚える人は少なくはないように思っています。
確かに納税や中小企業の優遇措置では要る場面はあるものの、普段の
仕事をする上で大きな粒度の認識など不要です。自社の提供する価値を
考える際に邪魔でさえあります。

資源の多くない組織では何もかも取り入れることはできません。それ
だけに絶対に外せない価値、得意を磨くための時間を削ってしまう
コトは自認することが大事なのでしょう。自社の自社たる所以を決める
価値は何なのでしょう。
posted by オリカ産業社長 at 06:57 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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